千葉 八千代 強盗予備の疑いで新たに2人逮捕 “金欲しかった”

逮捕されたのは、群馬県大泉町の会社員、轟祐二容疑者（24）と、横浜市戸塚区の自称アルバイト、岸本蘭丸容疑者（21）の2人です。

ことし8月、千葉県八千代市の質店に包丁を隠し持った2人組が押し入った事件では、運転手役を務めたとみられる愛知県小牧市の19歳の容疑者が強盗予備の疑いで逮捕されていました。

警察によりますと、その後の捜査で、この事件の2日後に神奈川県厚木市の質店で起きた強盗傷害事件で、逮捕・起訴された轟容疑者が八千代市の事件にも関わったと供述したほか、別の事件で逮捕された容疑者のスマートフォンを解析するなかで、岸本容疑者も関わった疑いがあることが分かり、10日までに2人を強盗予備の疑いで逮捕しました。

調べに対して2人とも「金が欲しかった」などと供述し、容疑を認めているということです。

この事件では、店に押し入った容疑者の1人が経営者に対して、「脅されているので警察に通報してほしい」と伝えていて、警察はほかに指示役がいるとみて捜査しています。

首都圏ではSNSで集められた「闇バイト」を実行役にした強盗傷害事件などが相次いでいて警察は八千代市の事件を含めて、ことし8月以降に東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で発生した少なくとも7件の事件の関連についても調べています。