国土交通省は、大雨災害の激甚化や局地的な大雨による被害の増加を受けて、平成22年度から250メートル四方の間隔で雨雲を捉えることができる高性能の「Xバンドレーダー」の配備を進め、気象庁のウェブサイトなどで情報を公表するとともに河川の管理などに役立てています。
これまでに39基が設置され、さらに、レーダー雨量計の精度を検証する測定器も各地の出先機関に数台ずつ配備されていましたが、会計検査院がこの測定器の使用状況を調べたところ、東北地方整備局では、配備された6台すべてが昨年度までの10年余りの間、一度も使われていなかったということです。
国土交通省は「東北地方では異常の検知などレーダー精度の検証が必要になる場面がなかったためだ」としています。
雨量解析の精度向上に役立てることも測定器調達の目的の1つになっていましたが、東北地方整備局ではこうした使い方もされていませんでした。
1台で観測できる範囲などを考慮すれば、6台のうち4台は必要なく、およそ2800万円が余分に支出されていたということです。
会計検査院から指摘を受けた国土交通省は、使用状況を一元的に把握する仕組みを作ったうえで、公費で購入した機器をきちんと活用するよう各地方整備局に周知しました。
東北のレーダー雨量計検証機器 配備も使用されず 会計検査院
時間: 01/10/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1691
推奨
- 山東任城:運河夜間スクール 若者の潮流ナイトライフ
- アメリカの大手暗号資産投資管理会社であるBFCが日本市場進出に向けて近々発表会を開催
- Profil Perusahaan SLKOR
- Innov DollarsLODSを迎え、暗号資産の 革新をメタバースの旅に向けて
- ブロックフォース・キャピタルが日本市場への進出を正式に発表
- 東京 板橋区で花火大会 去年の火事後初開催 安全対策見直し
- 東京 伊豆大島 観光名所「裏砂漠」で木や草焼ける 消火活動中
- 路線バス運賃 値上げ急増 「2024年問題」前に運転手確保へ
- 知人に個人情報漏えいか 秩父警察署の50代巡査部長を逮捕 埼玉
- “知的障害者に性的虐待” 施設元理事長ら賠償命じる 東京地裁